携帯電話の方はコチラ

豊橋市(田原市からも近いです)の眼科クリニック、日帰り白内障手術も対応、豊橋南藤井眼科クリニックです。

電話でのお問い合わせ
TEL:0532−
25−7111

弱視訓練機器オクルパッドについて



 片眼弱視のお子さんの場合、通常アイパッチ訓練を行います。これは良いほうの目をパッチをして塞いで、悪い(弱視)方の目をよく使うように訓練する方法です。

 しかしながら弱視の状態によっては、1日数時間以上の長時間にわたってパッチをする必要があり、嫌がってしまって難しい場合があります。その場合は、アトロピンという特殊な目薬を使う方法で対処しますが、これには副作用の点や、アイパッチほど視力が上がらないという懸念がありました。

 今回新たに導入した機器がオクルパッドです。これは特殊なメガネをかけることによって、弱視の目の方を訓練できるようになる機器です。このメガネは見た目は透明で、違和感なくかけられるようになっています。そして訓練方法は、下の様なゲームをするだけです!






 弱視の状態にもよりますが、週に2〜3回、1回30分ほどの訓練でも効果があります。もちろんアイパッチ併用したほうが治療効果は高いですが、なかなかパッチができないお子さんにはオススメです。

◎治療までの流れ
一般外来での診察

弱視程度および原因疾患についての診断
 …予約による精密検査が必要になる場合があります。

弱視訓練計画の作成
 …週に何回訓練を行うか決めます。

訓練開始

治療効果の判定
 …月1回程度の視力測定

訓練続行かどうかの検討

◎注意点
 ・弱視の種類によってはオクルパッドによる治療の対象にならない場合があります。
 ・アイパッチが必要なくなるわけではありません。アイパッチできているお子さんは、オクルパッドでの訓練開始したからといってパッチをやめることはしないでください。パッチ時間を減らすことについては医師と相談して決めて下さい。
 ・当面は予約なしでの訓練が可能ですが、対象患児さんが増えてきた場合は予約制となります。あらかじめ御了承ください。
 ・参考資料(クリックしてください)



 

豊橋南藤井眼科クリニック

豊橋南藤井眼科クリニック

〒441-8134 愛知県豊橋市植田町字清水山1-1
TEL:0532-25-7111
FAX:0532-25-7123